斧原功和の小さな憩い◇

映像作品を作ってる者です。

芦屋市立美術博物館 『ゆっくり生きる。』展を 訪れて……

生きる ゆっくり生きる ゆっくり生きる。という
ものではないことが 変わりゆくことが
じょじょに じょじょに 気づいてくる 見えてくる…

いや、そんな風に 早急 意味づけては
いけないのかもと 戻ってみる 体を静かに沈める
だれかの生の跡や 表現できない何か 今まで見出せていなかった美に
ことばは 消え 音楽の 全景へ ひろがり はじま る
ひかり イメージのかさなり 彼方にして すぐそばで 異国の 声が

赤崎さんが しぜんの暗がりから 羽のよう とどけてくれた 
ザクロや ぶどう つる ある夏の蓮のすがた オリーブの実たちに
ただ向き合っている そのよう私たちも光り芽生え 自らの行える行いや
これからの 旅 想い 先達の水晶がうむ遠い声 ある時へと 耳 耳をすませば

さまざまないろ 円 おそらくすべて意味あろう 重なり曲がり捩れる 線ら抜け

作者の文をそっとそっと見つけて 読みだす 歩いたり べたべたしゃがんだり
あいまいに結ばれる 象と象 するする出会えない わからない なぜ
すぐには何事もわかったりはしない森 でも深くありつづける つながり 層を
困難。でも生へと飛び込み 感じ 触れ 信じたり つながる方へ
息をつきたい 呼吸したいのなら

タイムカプセルのよう 生きてるタイムカプセルのような 
すいこまれそうな 再び光りだした生の 海で 宇宙へ
私は 私もすでにあわさっている 体ごと 何かぬぎつつ 入れ替わり 膨らみ

さなぎのような結び目から とびはね 夢から のちに読まれも しつつ

自然へととけだせれば  しずかに とけだせるのなら  いいのかも  と


バイタリティ生命力や チャーミングでもある物語の 編み弾き 息吹なおし
偶然であえた生き物たちに ちっぽけなからでも 時ひたらせ
思い出がながれてくる そして ついていけたなら

希望が そのとき 希望が とも


素敵な展覧会
をどうもありがとうございました
一人の作り手として学ぶことも多かったです
スタッフの皆さんもどうもありがとうございました